駅弁
最近、日弁連の仕事等で東京に往復することが多くなり、6月だけでも3回往復した。往復には新幹線を使うのであるが、新幹線で移動中の楽しみといえば駅弁である。駅弁といえば、最近は色々内容に工夫を凝らしたモノが多いが、京都から乗るときに駅弁を買う場合は、ほぼ100%「萩乃家」で購入する。萩乃家は駅弁の老舗であるが、特に奇をてらった弁当ではなく、きわめて平凡な幕の内弁当である。焼き魚、煮物、出汁巻きなどが入っているのであるが、なぜ私がここの弁当を選ぶかというと、弁当の容器である。弁当の容器が木製の折なのである。木のにおいがごはんについて何ともいえない風合いがたまらない。弁当の容器は最近ではほとんどプラスチック製や発泡スチロール製となっているが、これは匂いの他にも水分を吸収することがないので、ごはんやおかずがべたつくのである。しかし、木製の折は、そうではない。木がうまい具合に水分量を調節してくれる。べたつかず、乾かない。おいしい。
この萩乃家には、幕の内以外にも洋風弁当や中華弁当などがあり、内容自体は平凡であるがすべて木製の折であり、何ともいい匂いがする。
是非弁当を買われる場合には選択肢の一つとしていただければと思う。
その他にも京都駅には、懐石で有名な辻留等の弁当も販売されている。5000円近くもする大変高価なものであるが、ごくたまに自分への褒美として買ってみることもある。しかし、高級なものは口に合わないのか、萩乃家のオーソドックスな弁当の方が、口に合うようである。
萩乃家の弁当は、京阪電車の出町柳や三条駅の売店でも販売しており、こちらは500円と大変リーズナブルになっている。これらももちろん木製の折である。コンビニ弁当の味気なさに比べるとずいぶんいいものであるのでこれまた試してみられたい。
他方、東京からの帰りにはあまり欲しい弁当はないのであるが、幸い、東京駅は大丸や丸ビルの地下に食品の販売店があるので、ここで弁当を買い求めることが多い。大丸であれば、鰻弁当、丸ビルであれば福臨門酒家の暖かくなる豚バラ弁当がお勧めであるが、先日、丸ビルの食品フロアに買い求めに行くと、福臨門のテイクアウトのお店がなくなっていた。かなり残念である。丸ビルには福臨門のレストランもあるが、そこで売っているのであろうか。若しくはやめてしまったのであろうか。調べてみたいと思う。
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